研修in和歌山県龍神村(2日目)

2日目、朝は「木の伐採」を見学させて頂きました。現地までたどり着くまでの道のりはなかなかハードでした(+д+)大工さん達は幼少時に山でよく遊んでいたらしく、その当時の気持ちに戻ったようで楽しそうでしたが・・・笑(写真の通り)

私達の目の前で山師の方が伐採している所です。木を切るチェーンソーの音が山中に響き渡り、木が倒れる瞬間の迫りくる感じは鳥肌が立つくらい、本当に凄かったです。山師の方は目の前にある木を見境なく切っているわけではなく、木の成長具合や隣木との兼ね合いなどを目利きし、伐採しているそうです。

そして倒れた木を今度はクレーンで移動させます。このクレーンが凄いんです!クレーンの先端部分の機械で木の長さを測り、その機械に備わっている刃でそのまま木を切って均等にしたものをつくります。

木の伐採を見学した後は、和紙・竹紙をつくっている方のところへ訪問させていただきましたが、ちょっとその前に時間があったので、松本さんに木を使って建てた龍神村の総合体育館へ連れて行っていただきました。中へ入ると、清々しい空間でした。こんな体育館が皆で使えるなんて羨ましいです(^-^)

和紙職人さんのアトリエでどのように和紙がつくられていくのかを勉強させていただきました。竹紙職人さんも来て下さり、お話を聞きました。

草木染紙は、色の発色がとてもきれいです。他にも色々な種類がありました。今後弊社で使わせてもらうつもりです。

最後に案内していただきました場所は、材木が製材され、残った端材が最後にたどり着くところです。龍神村森林組合さんは端材をおがくずにし、畜産に貢献されています。「木を大切に使う」とはこのように最後まで木の役目を考えてあげ、無駄のない使い方をいうのでしょうね。

さて、研修2日目もこれにて終了です。この2日間、本当に充実した研修内容でした。普段では体験できないことをたくさん勉強させていただきました。松本さん、平さん、皆様方、本当にありがとうございました。「いい家を造る」とは、人と人との繋がりすべてに感謝することだと感じました。川口建設は、これからももっともっとお施主様に喜んでいただける家造りを目指します(^-^)

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